沼津市議会会派未来の風山下・江本議員から解説を受けました。
今日は多数の市民の参加のもと(zoomでは、市内、他県からごいただきました)予算について、沼津市が抱える様々な問題について細かく知ることができました。
今回はチェックする会の報告ですがこちらのページからも予算の解説をしていけるように準備していきます。
山下議員からのお話
税収が減って借金をしなければ大きな事業ができない今、次の世代に借金が先送りされている財政問題や、市にお金がないのにこれから始まる高架事業が多くの税金を使うようになり、必要な予算が取れなくなり今までできていたことができなくなるのに、学校や焼却場など必要な施設は多数控えていることを知り大きな不安を感じました。市民感情としては、とにかく高架事業って無駄じゃない?というのを強く感じました。
震災も怖いし、もっと防災にお金をかけて欲しいというのが今の市民の本音ではないでしょうか。
沼津市民の平均世帯年収など普段知ることのできない沼津市の現状がわかりました。多くの市民が楽な暮らしをしているわけではなく、むしろ全体的に厳しい傾向にあることもわかり、現代の国政が市民生活に責任をもたず、その影響が地方へも大きく現れています。
江本議員からのお話
沼津市の高架事業の代替地の土地取得に関するお金のやり取りについて解説をいただきました。
たくさんあった市の貯金が高架事業の代替地取得にどんどん使われ今は数億しか残っていません。交付金を受けなくても市政が賄えた不交付団体の面影は見る影もなく、今は借金まみれです。
ここでもやはり高架事業は大問題だとわかりました。
取得した土地は当時の価格で買い戻さなければなりません。バブル時の地価は現在の数倍です。苦しい財政の中少しでも無駄をなくし、福祉や教育に税金を当て込んでいくためには
市民のための決断が必要です。
わかりやすい解説をしてくれましたが、やはり難しい感じがする予算のお話です。
だからこそ、もっと市民が自ら理解していかなければ問題はそのまま、市の借金も、不要な土地の処分も先送りにされてしまいます。
私たちにできる情報公開請求や監査請求などの手を使って市への追及を行なっていこうという話になりました。
今後も、このような予算の話や、市政報告など市内へ出かけお話会を開催していきます。
自分の地元に来てーーという要望がありましたらメールをください。
ニュースレターNo.2が発行されました。ご希望の方にはお届けしますので seekersnumazu@gmail.com までご連絡ください。
1面 :山下市議の第1回口頭弁での抗議アクションから報告会・発足式
■抗議アクションへの参加は120名を超えました。たくさんのご参加をいただき感謝です。
■傍聴に参加された3名の方からの感想を掲載しました。
それぞれの視点がとても参考になります。
2面
■市内各地から届いた沼津市の問題について
■4月17日の第2回山下市議口頭弁論期日でのアクションについて
■5月18日の前川喜平さん講演会でスタッフを募集しています など
こちらからダウンロードしてご覧いただけます。
裁判傍聴の感想を寄せてくださった 原在住の植松盛彦さんは2月28日の沼津朝日新聞にも寄稿されていますので併せてご紹介します。
私たちの会の活動についていろんなところに投稿していただけると嬉しいです。
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