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  • seekersnumazu

2023年11月29日山下市議代理人弁護士が緊急記者会見を開催!多数の市民が参加し、情報共有・意見交換をすることができました。

昨日の静岡地方裁判所沼津支部への沼津市長による提訴を受け、山下ふみ子が声明を出し、地方自治に民主主義を求める会からも声明を出しましたが、山下ふみ子代理人河村弁護士が緊急で記者会見を開くことになり、広く参加を呼びかけました。


急な呼びかけにも関わらず、会場の椅子が不足するくらいの市民が傍聴に集まり、関心の高さがわかりました。皆提訴に関して意見のある方ばかりです。



現在、江本市議と賴重市長を提訴するグループ「市民がつくる沼津のごみプランの会」代表である清水町外原区の元区長鈴木隆雄さんも参加してくださいました。


 

【山下ふみ子代理人河村建夫弁護士による緊急記者会見】



壇上には山下ふみ子市議、河村健夫弁護士と並び、地方自治に民主主義を求める会事務局長と代表代理が参加し、デモクラシー沼津を主宰する笹原さんも並んで座りました。


まずは山下ふみ子市議より今回の提訴に対しての感想。思い。を伝え次に河村弁護士より発言がありました。



 

河村健夫弁護士プロフィール(ご本人より紹介)

 

東京で2000年より弁護士となる。


国鉄民営化の組合差別を扱う労働事件や、

日本の海外援助 O D Aでインドネシアの8000人を超える方々を支援するための裁判を扱う。この裁判には住民に加え、スマトラゾウ・スマトラトラ・マレーバクなどの個体群を含む自然生態系をも原告とした裁判となっている。



最近では全国の被差別部落をリスト化として出版しようとした出版社に対し、

出版を止めるための裁判を行い、今年6月東京高等裁判所で画期的な判決を勝ち取っている。



 

河村弁護士のお話の内容について

 

提訴を受けて

1 訴訟の方針について、詳細は訴状を見てから。 

2 沼津市が提訴に至ったのは極めて残念。 

3    令和3年12月吉日付の「黒瀬橋の調査に伴う私有地立入のお願い」書面で、沼津市は問題の土地が山下氏の所有であることを自ら認めている。このように、沼津市の主張(=当該土地は沼津市の所有)を前提としたとしても管理不備があると認めざるを得ない状況があるにもかかわらず、提訴するとは問題解決を困難にし、紛争の長期化と激化を招くだけ。

4 公共工事に協力したにもかかわらず、後日、不当利得として提訴されるのであれば、市民が沼津市が実施する公共工事に信頼を寄せなくなる。訴訟は沼津市の将来にとって大きな損失。



裁判の問題点についてわかりやすく解説。


不当利得成立には

①山下市議に利得がある

②市に損失がある

③利得と損失に因果関係がある

④利得に法律上の原因がない――の4条件が必要と説明。


今回は

①駐車場の土地は市議の父(故人)が用地提供の代替地として市から譲渡された土地(市議の利得に法律上の原因がある)

②仮に市の土地だったとしても、土地は市議の土地に囲まれており、市は駐車場経営が不可能(市に損失がない)

③仮に市の土地だったとしても、市議の時効取得が成立している

④仮に市の土地であっても「善意の占有者は占有物から生ずる果実を取得する」との民法の規定から駐車場収入は市議のもの

⑤市議の父が用地提供した時点で市は補償として278万円をかけ土地のアスファルト舗装をしている。仮に市の土地だったとしたら、舗装工事が市議の父への補償にならないため、逆に市が市議側に同額を支払う義務がある



当方の方針として

まずは、裁判上でも話し合いによる解決を求める立場を明らかにする。

と言った内容でした。


その後の記者との質疑応答が行われました。

(記者会見動画で詳細を公開していきます。)

記者の質問の中に過去の代理人弁護士と沼津市代理人の間であったやりとりについての質問がありましたが、現在その弁護士は解任していますのでそれは山下市議との意思疎通や信頼関係が築けていなかったからであることを伝えました。現在の代理人である河村弁護士と信頼関係を築き、今後は丁寧に意見交換をしながら解決を目指していくことがとても大事なことだと感じています。山下ふみ子市議の意思や名誉回復を最優先に裁判を進めて欲しいと思います。

まずは静岡地方裁判所沼津支部での裁判から届く訴状の内容が気になります。



 

【山下ふみ子市議を今後の裁判なども含め支援する会の立ち上げ】


記者会見終了後

参加した市民が、今回の裁判について、自分が考えている問題点をそれぞれ発言しました。今後どのように裁判に取り組んでいくか、山下さんへの応援の言葉など様々な発言がありました。



・普通の市民が市から土地の件で何か言われたら怖くて従ってしまう。山下さんだからこうやって闘ってくれている。だから頑張って欲しい。

・話し合いで解決しようと言ってるのに裁判にするなんてやっぱりおかしい

・闘うというより受け止めて向き合ってほしい

・今の沼津市は方向性を示していない。市議いじめの裁判なんてやっていたら人口が減ってしまう。

などなど意見が出ました



今後始まる裁判に情報共有や傍聴参加、今回の会に参加し感じたことを沼津市に訴えるなど、支援できることはたくさんありますね。


山下ふみ子市議の裁判を応援するオープンチャットのLINEグループはどなたもご参加いただけますので

参加ご希望の方は  seekersnumazu@gmail.com

まで メールをください。

裁判日時や提訴の内容など共有し、裁判に参加することを共有できるグループの輪を広げていきたいと思います。



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